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アカンサス (装飾) : ミニ英和和英辞書
アカンサス (装飾)[そうしょく]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

装飾 : [そうしょく]
  1. (n,vs) ornament 

アカンサス (装飾) : ウィキペディア日本語版
アカンサス (装飾)[そうしょく]

アカンサスは、葉を表す装飾の中でも、非常に一般的なものである〔Philippa Lewis & Gillian Darley, ''Dictionary of Ornament'' (1986) Pantheon: NY〕。
建築意匠の場合は、地中海産のアカンサス・スピノザ種の葉が岩石や材木に彫刻される。アザミポピーパセリの葉に若干の類似点が見られる。
アカンサスの装飾は、コリント式やコンポジット式のオーダーの柱頭、フリーズなど様々な部分に現れる。
古代ギリシア文化がこの装飾の起源であり、渦を巻く葉の先端はローマ人によって磨きをかけられた。
アカンサスのデザインの人気は、ビザンティンロマネスクゴシック建築の時期まで続き、ルネサンス期に復興、現在まで支持され続けている。
アカンサスの装飾は、建物内装のクラウン・モールディングに用いられる。中世やルネサンス期に、特に彫塑や木彫、フリーズにも用いられた。
アカンサスの装飾と植物との関係は、長年論争の的となってきた。有名なものとしては、アロイス・リーグルが自著『美術様式論 Stilfragen』で、アカンサス装飾はもともとはパルメット、すなわち扇形の葉を持つヤシを彫刻したものとして始まり、その後アカンサス・スピノザ種に似ているとされたにすぎないと主張している〔A. Riegl, tr. E. Kain, ''Problems of style: foundations for a history of ornament'' (Princeton, 1992), 187-206.〕。


== 脚注 ==


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「アカンサス (装飾)」の詳細全文を読む




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